ギタースケール

アドリブの考え方とスケールの練習法

人気音源あり

どうすれば、即興演奏が上手になるでしょうか?これは誰もが思うことです。ほとんどの場合、即興と言っても、無から有を作り出している訳ではなくて、使い慣れたポジションやアプローチを組み合わせているのです。

引き出しがたくさん有って、それをキレイなリズムで、アーティキュレーションをつけて弾ければ、上手という事だと思います。

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おすすめのスケール練習法

一番、僕がおすすめする方法は

  1. コード進行を決める
  2. バックトラックを作る
  3. メロディをギターでのせる

というやり方です。バックトラックはコードを弾いたものを録音したり、サンプル音源などでも良いです。最近は、いい性能で安い、DAWソフトとパックになっているオーディオインターフェースもあります。また、ipadなどでの録音アプリもあります。

話は少し飛びますが、キース・ジャレットという即興がべらぼうに巧いピアニストは「即興演奏は瞬間的な作曲である」とインタビューで言っていました。そして、こうゆう人達は幾多のレコーディングを経験しています。

すなわち、バックトラックをたくさん作って、ギターでメロディをたくさん作曲したら上手くなります。この時には、スケールを使いましょう。

練習音源1

B♭
E♭ - B♭ - F - Gm
Ⅳ - Ⅰ - Ⅴ - Ⅵm
アドリヴの考え方1
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このトラックではスケールはB♭メジャースケールを使っています。とにかく、スケールを覚えたら使うのが大切です。次のトラックに行ってみましょう。

練習音源2

B♭
B♭ - E♭ - E♭m - B♭
Ⅰ - Ⅳ - Ⅳm - Ⅰ
アドリヴの考え方2
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Ⅳmはサブドミナントマイナーです。ソが半音下がってソ♭です。この時には、スケールもソではなく、ソ♭を使って対応しましょう。B♭メジャースケールのⅥ音をⅥ♭音にしましょう。

このようなプチ作曲を重ねていくことで、リズム、メロディ、コード感が良くなっていきます。地元を毎日、散歩していたら、道に詳しくなりますよね。思い描いた目的地にも、すぐに行けるようになります。即興が苦手な人は散歩不足なのです。

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