パワーコードとはロックやポップスなどで使われる、ルートと完全五度だけで出来たコードです。
非常に簡単で、メジャー、マイナー、セブンスを問わず使えるので重宝します。ディミニッシュ、オーギュメントの際は、それぞれ、五度の指を、1フレット下げる(dim)、1フレット上げる(aug)事で対応しましょう。
パワーコードの時は、音をエフェクターやアンプヘッドで歪ませるのが一般的です。また、写真のように押弦している弦以外をミュートする技術も習得しましょう。
汎用的なパターン
別ウィンドウで開くさっそく、弾いてみましょう。二拍毎にコードチェンジしています。簡単ですが、気を抜かず、リズムトラックに合うように気をつけていきましょう。
コード進行は、C-G-D-Em-C-G-B7-Em ですが、フォーム自体は変わっていません。深めに歪ませています。厚みが出ます。トラックの中でも良い役割を担っていますね。
ロックなパターン
別ウィンドウで開く次にロックな雰囲気なパワーコードです。八分音符のブリッジミュートで弾いています。三回目からは2、4拍目でブリッジミュートを解除しています。少し、古いっぽいロックをイメージしてみました。コード進行は先程と同じです。
ブルースパターン
別ウィンドウで開く最後にブルースを見てみましょう。長六度を混じえた、ブルースの王道的なバッキングです。単純な八分音符ではなく、シャッフルになっています。
セッションバーでブルースが演奏されているような感じをイメージしてみました。コード的にはD7-G7です。単純なパターンですが、しっかりとドラムにフィットするようにしましょう。
このフレーズで言うと、人差し指がルート、薬指が(あるいは中指)完全五度。そして、小指が長六度という音程になります。この何度とかというやつは、コードごとのルートを基準に捉えていくのですが、こういった「インターバル」の把握もこつこつとやっていきましょう。(面倒臭いですが)
かなり基本的な技術ですが、気を抜かず頑張っていきましょう!