メジャーペンタトニックスケール、通称メジャーペンタについて理解を深めましょう。メジャーペンタはメジャースケールの4,7抜き、つまり、Ⅳ音とⅦ音を抜いたものです。
メジャーペンタの使用例
別ウィンドウで開くご想像の通り、メジャーキーに合わせて使うことが出来ます。AメジャーキーならAメジャーペンタを使います。ではさっそく、実践的な使用例の紹介です。
- Amajor
- Ⅳ - Ⅳ - Ⅲm - Ⅵm
Aメジャーペンタをリードに用いています。ソウル風にしてみました。いままでのデモ音源の中でも、一番のできです( 」´0`)」
ペンタトニックスケールは、どんなジャンルにでも合い、非常に使い勝手が良いです。また、キーに合わせて弾ききればそれなりにかっこいいソロができます。かっこよくならない場合はペンタトニック的なフレーズをたくさん聴いて指癖になるまで真似してみてください。
混合ペンタ
上述の通り、ペンタトニックスケールは、わりと簡単にかっこよくなるので、ここでは一歩進んで混合ペンタの紹介もしたいです。これはマイナーペンタ+♭5とメジャーペンタをドッキングしたスケールです。
構成音は
R、m3、4、♭5、5、m7
と
R、2、△3、5、6
を合わせて
R、2、m3、△3、4、♭5、5、6、m7
となります。
これはミクソブルースと呼ばれるスケールと同じ構成音になります。こういった複雑なスケールは使いこなしが、少し難しいです。教則本などのフレーズや、自分でコード進行、バッキングを作り、完成度が高いと思えるソロを作曲するのはオススメです。
混合ペンタはブルース進行(Ⅰ7 → Ⅳ7、、、)でも使われます。ポイントはⅠ7の時にm3 → △3の動きを使うことです。僕も譜面を作ってみました。
別ウィンドウで開く一つ目の音源ではm3 → △3の動きを多用していて、二つ目の音源ではm3 → △3の動きや、アルペジオを使っています。
今回はバッキングも凝ってみまして、ウォーキングベース的なものや、テンションを含んだセブンスコードも取り入れてみました。