ギターコード

代理コードで自由にコードを置き換える

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音楽理論は少し仰々しいところがあって、「代理コード」なんて言われると難しそうな感じがします。今回はダイアトニックとノンダイアトニックの把握をして、それを組んでいこうと思います。

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代理コードとは

もともとは主要和音の代わりに、同じ機能の副和音を使うのを代理コードと呼ぶそうですが、ポップスやロックなどのバンドワーク、宅録でのアレンジのようなところではtonicを選ぶのでも、色々と選択できるのか 楽しいなーという感じが良いのではないかと思います。もちろん、主要和音の安定感たるや。

服のようなイメージで、上着(tonic)もズボン(dominant)も靴(sub)も色んなのがあるなー。でも、ちぐはぐはかっこ悪いなー。全体として、良い感じ。にまとまったら勝利です。その人の言葉(メロディ)や振る舞い(アレンジ)も印象に影響します。

もちろん、お化粧(音作り)の事も考えましょう。お金があれば素材(機材)にもこだわりましょう。僕も欲しいです。何の話だったでしょう。まずはダイアトニックの把握からいきましょう。

ダイアトニックコードを把握する

代理コードを学ぶ前に、まずはダイアトニックの把握からいきましょう。メジャーのダイアトニックは触れましたが、マイナーのダイアトニックというのもあります。

ダイアトニック、メジャーマイナー
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マイナースケールには下記の三種類があります。それぞれのスケール上で和音を積んでいくと譜面のようになります。そして、それをまとめたものを下に書きました。

  • ナチュラルマイナー
  • ハーモニックマイナー
  • メロディックマイナー
ダイアトニック+ノンダイアトニック
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これはダイアトニックに加え、ダイアトニック以外でよく使われるコード(ノンダイアトニック)をまとめた表です。左がメジャーkeyで右がマイナーkeyに対応しています。

tonicならtonic、dominantならdominantと、同じ仲間のコードは自由に選択が出来ます。コードの流れや雰囲気を考えながら並び替えるのです。

では、以上の事を踏まえ、コード進行を組んでみましょう。下記はこの譜面と表を見ながら、僕があれこれ試して組んだ進行です。手順的には、まずkeyを決め、機能を考えながら、流れのスムースさや展開を意識しながら作りました。

代理コード実践

例1

E♭
E♭ - E♭7 - A♭△7 - A♭△7(13) - E♭ - E♭ - Fm7(9) - E7(♭9) - E♭△7(9)
Ⅰ - Ⅰ7 - Ⅳ△7 - Ⅳ△7(13) - Ⅰ - Ⅰ - Ⅱm7(9) - ♭Ⅱ7(♭9) - Ⅰ△7(9)

上記はT - T - S - S - T - T - S - D - Tです。♭Ⅱ7は裏コードと呼ばれ、代理コード界では有名人です。

例2

Fm
Fm7(9) - B♭7(13) - E♭7 - Edim7 - Fm7(9) - B♭7(13) - C7 - C7(♭9) - Fm7 Gm7 A♭△7
Ⅰm7(9) - Ⅳ7(13) - ♭Ⅶ7 - Ⅶdim7 - Ⅰm7(9) - Ⅳ7(13) - Ⅴ7 - Ⅴ7(♭9) - Ⅰm7 Ⅱm7 ♭Ⅲ△7

T - S - S - D - T - S - D - D - T S Tです。

例3

Dm
Em7(♭5) - E♭△7 E♭7 - Dm7 - B♭7 A7 - Am7 - Fm7(9) - G7 - Gm7 C7 C#dim7 - Dm6

表とにらめっこしてみて下さい。僕自身、音源を作っていて楽しかったので、より音楽が楽しくなること間違いなしです!

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