基本的なピッキングの方法である「オルタネートピッキング」を習得していきましょう。オルタネートとは、「alternate → 交互に」という意味です。ピッキングのダウン、アップを交互に繰り返していく訳です。
オルタネイトピッキングの基礎練習
いもむし練習法
別ウィンドウで開く通称「いもむし」と呼ばれる運指のトレーニングです。↓のところはダウン、↑はアップで弾いてください。初めはゆっくりと、徐々にスピードを上げてみましょう。
オルタネートピッキングの基礎練習として、まずは、音の粒を一定に整えて弾く練習をしてみましょう。
アルペジオ
別ウィンドウで開く次にコードを弾いてみましょう。Cメジャーコードのアルペジオです。↓はダウン、↑はアップです。今度は、先程のいもむしとは違い、弦飛びがあります。オルタネートを保ちながら、的確にピッキングをしていきましょう。
空ピッキングを交えたアルペジオ
別ウィンドウで開く少し応用をしてみましょう。「空ピッキング」を交えたアルペジオです。黒く塗りつぶしてある矢印が、空ピッキングの箇所です。この時には、ピックは弦に触れてはいけません。弦に触れずにダウンしてください。オルタネートの一定の動きを保つために、わざわざスカす訳です。
コード進行はCM7 → Gadd9という事になります。Gの所では9thの音、ラが加えられています。add9はポップスなどでも、良く使われますので、ついでに覚えてみてください。
空ピッキングはリズムの安定に繋がりますので、初めは難しいですが、ぜひ習得しましょう。
オルタネイトピッキングの実践練習
別ウィンドウで開く最後にオルタネイトピッキングの実践練習を見ていきましょう。ここでも、塗りつぶした箇所は空ピッキングをしてください。出来れば、「.....」の部分も空ピッキングを維持すると、より良いです。バックトラックのドラムをよく聴いて、フィットするように心がけましょう。
フレーズ的には、F#m7 → F#m7(9)です。テンションノートを使ったアルペジオになります。
関連する記事
- ギターソロ初心者のための練習法と上達しない人の特徴
- ギターソロでよく使うポジションと対応フレーズ
- ギター教室選びや講師選びのポイント
- 独学でギターが上達するための4つの練習方法
- サンプル音源で学ぶ、ストロークのパターンとリズム
- 効果を発揮するための正しいエフェクターのつなぎ方
- 効率的な耳コピのやり方とコツ - ソロ・コードのパターン別
- チョーキング - 正しいフォームで痛みを抑えてミュートやビブラートも楽に!
- アルペジオ - 基本的な弾き方とピックの動かし方
- カッティング - 簡単なフレーズでコツを掴む
- 単音カッティング - ミュート方法と練習フレーズ紹介
- ビブラート - 人差し指のビブラートも簡単な練習法でコツを習得
- ハンマリング・プリング - 簡単な練習方法
- ブリッジミュート - オルタネイトも含めた基本的なやり方