ギター上達のためには独学で練習する他にも、ギター教室に通ったり、個別のギター講師(主に個人名で売っているギタリスト)に習ったりという方法もあります。ここでは、独学以外の2つの方法についてどのように学んでいけばいいのか、そのポイントについて説明します。
ギター教室に通う場合
本格的にギターを始める場合や、もう一段階成長したい場合、または独学では進歩できなかった場合にはギター教室に通って効率的に練習していく方法もあります。
教室はできるだけ知名度のあるところ
ギター教室に通う場合は、はじめにどの教室に通うかを決める必要がありますが、ある程度有名な教室を選ぶことをおすすめします。経験からある程度知名度のある教室ほど質の良い講師がそろってますし、カリキュラムがしっかりしているからです。
筆者はいくつかの教室に通ったり体験教室で学んでみたりしましたが、はじめは場所が近いからといった理由で選んでいたため、なかなかいいギター教室にたどり着けませんでした。最後に通ったのは元々生徒だった友人の評価や、教室のサイトなどを参考にしっかりと選べたのである程度長く通いました。現在ではインターネットで大まかな雰囲気や教室の評価なども見れるので参考にしながら選びましょう。
講師はできれば指定し、自分の要望をしっかり伝える
次に重要なのが担当してくれる講師です。大きめなギター教室の場合、専属のギター講師が何人かいて、その中から生徒の要望やスケジュールにあわせて担当の講師が決定していきます。
スケジュールについては、時間の限られている方の場合は講師に合わせていくというのは難しいかも知れません。そこで、スケジュールの合いそうな講師の中で、できるだけ講師のレベルや得意なジャンルなどを聞き、自分の求めるギターを教えてくれそうな講師を指定しましょう。
今後自身が成長していったときのことや、練習以外の雑談で有益な情報(楽器や実際の活動などについて聞けるのは非常に参考になります)を得られることを考えれば、講師としてのレベルや、音楽家としてのレベルは高いに越したことはありません。大体がいつでも講師は変更できるようですが、気まずかったりまた一から自分のことを知ってもらうというのはなかなか大変ですので、はじめの講師選びは慎重にいきましょう。
予習と復習が最も大切
ギター教室で習うといっても、実際にギターの腕を上げていくためには自宅にいるときの予習と復習の徹底が最も大切になります。講師が教えてくれるのはあくまでも練習の方向性の指導や参考になる譜面の提供といった手助け的な部分でからです。
こういったものは教えられているときは頭に入ってきて、実際に弾けるようにもなりますが、自分のギタープレイに落とし込むためには事前の予習と事後の復習は怠らないようにしなければなりません。
また、教室で前回教えられたことができないと、それだけで時間の無駄になってしまいますので、お金をかけて習いに行っているということを頭に入れ練習に望みましょう。
個別のギター講師(主に個人名で売っているギタリスト)に習う場合
筆者は個人名で売っているような講師に習ったことがないため、ギター教室とともに選択の一つとして考えていたときに重要だと思ったことを説明していきます。
講師のレベルの見分け方
ギター教室に通う場合と同様に、個別の講師に習う場合にも講師のレベルというのが重要になってきます。ギター教室では教室ごとのレベルや大きさによって大体の講師の質もわかるため、まずは教室について調べることになりますが、個人でやっている講師ではその講師のギタリストとしての活動や講師への力の入れ具合を調べていくことになります。
インターネットで講師のサイトへ行くと、活動の履歴やCDの発売状況などを知ることができます。この時点で、ホームページがなかったり、活動状況などを知ることができなかったら危ないのでやめましょう。CDの視聴のコーナーがあれば講師の音楽の方向性などを知ることもできます。
おすすめは教則本を出していたり、ホームページ上で講座を配信している講師です。ギタリストとしてだけではなく、講師としての実績があると判断できるためです。なかなかそういった講師に教えてもらうのは難しいと思いますが、探し出せればしっかりと教えてもらえると思いますので、検討してみてください。